【完】最強Boys VS 謎の不良 〜彼らの追う夢の先〜

海里「……意外と早かったね。もっと優雅に意地悪されてるかと思った」


俺が呼ぶ声に振り返ると、海里はイタズラに笑った。


孝「……うるせぇな」


バカにされたようで少しムカついたけど、そんなことにかまってる暇はない。


俺はヒョイッとフェンスを飛び越え、海里の隣に立つ。


すると切なそうに俺を見上げる海里。


海里「……孝、」


俺はそんな海里の頬に右手を添える。


孝「……俺、ちゃんと約束守ったよ。ちゃんと……優太さんを超えた」


何から話したらいいかわからなかったけど、俺はポツリポツリと話し始めた。


孝「……ありがとな、海里」


海里「……お礼を言うのはあたしだよ、孝」


俺が言うと、海里はニッコリと微笑んだ。


海里「約束…守ってくれてありがとう。お兄ちゃんの夢もちゃんと叶えてくれて…本当に感謝してる」