【完】最強Boys VS 謎の不良 〜彼らの追う夢の先〜

ずっと思い続けていたから……。


この手でその笑顔を守りたかった。


1番そばでその笑顔を見ていたかった。


でもそれは俺たちの役目じゃない。


あいつには…隣にいるべき人間がいるんだから……。


優雅「俺たちはずっと優太さんに勝てなかった。たぶんこの先も勝てない。でも……孝はその優太さんを超えたんだ」


優雅はそう言うと少し寂しそうに笑った。


優雅「俺は孝に勝てない。だからいいんだよ……」


孝がどれだけ海里のことを思っているかも、どれだけ努力してきたかも痛いほど知っている。


だから、これでいいんだよ……。


孝といれば、海里は幸せになれる。


それは俺たちも充分認めていることだから……。


俺たちはこれからも海里のそばにいれればそれでいい。


翔太「……だな」


光希「そうだねっ!」


辰哉「孝は俺たちの自慢だよ!」


優雅「……あぁ」


俺たちがニコッと笑って言うと、優雅もそれにつられるように笑った。


でもその笑顔はすぐに不適に口角のあがる、イタズラな表情へと変わる。


優雅「それに、本当に俺が何もしかなつたと思うか?」


翔太「……お前なぁ」


辰哉「その笑い、怖ぇよ……」


光希「やっぱなんかしたんだ……」


海里、俺たちはお前のために今までバスケをしてきた。


だから、お前に願うことはただひとつ。


ずっと、その笑顔を見せてくれ。


ただそれだけでいいんだ。


海里、今まで支えてきてくれて本当にありがとう。


絶対に幸せになれよ……――。



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