【完】最強Boys VS 謎の不良 〜彼らの追う夢の先〜

優雅「……相変わらず単純だな」


優雅は孝が去った後、フッと鼻で笑うとゆっくり立ち上がった。


翔太「何気すんなり行かせたな」


光希「もっと意地悪するかと思った」


優雅「……あのな、そこまで性格歪んでねぇよ」


翔太と光希がからかうように言うと、優雅は苦笑いを浮かべた。


辰哉「クールぶってるけど、お前、1番孝のこと理解してるもんな」


ケラケラ辰哉が笑うと、優雅はギロリと辰哉を睨む。


優雅「黙れ。それに孝のこと考えたんじゃなくて、海里を思って言ったんだ」


そう言ってどこか遠くを見るような瞳で出入り口付近を見つめる。


優雅「自分がその人間なら、死ぬまであいつのそばにいる覚悟はある。でもそれは俺の役目じゃない。だから俺はあいつのところへは行かない。……お前らだってそうだろ?」