【完】最強Boys VS 謎の不良 〜彼らの追う夢の先〜

薫「優太も幸せ者だな……。こんなにいい妹と後輩持って……」


薫さんはしみじみと言いながら海里の頭をポンポン撫でる。


海里「薫にぃ……」


薫「……おっと、男装のままだったな」


薫さんは少しイタズラに笑うと、撫でていた手を止めた。


薫「……っとに、お前も優太もムチャなことばっかしやがって……」


本当世話が焼ける、と薫さんは呆れたように笑った。


でもその表情はどこか嬉しそうで……。


優太さんの一件から、薫さんは海里の兄代わりとして面倒見てきたからな……。


薫「バレたらどうすんだよ」


海里「えへへ、ごめんね、薫にぃ」


薫さんが海里の額にデコピンをくらわすと、海里は無邪気に笑って見せた。


その笑顔を見て、薫さんは安心したように微笑むと、孝に向き直った。