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辰哉「……やった…」


光希「入っ…た……」


孝「………しゃあぁぁぁ!!」


少しの沈黙の後、放心状態だった孝が思いっきり叫びながら崩れ落ちた。


それと同時に会場から湧き上がる大歓声。


これでもかというほどの悲鳴や拍手が鳴り響く。


辰哉「孝っ‼︎」


地面に崩れ落ち、喜びを露わにする孝。


そんな孝の元に駆け寄る俺たち。


辰哉「孝‼︎ お前本当に最高だよ‼︎」


飛びついてきた辰哉を軽々と受け止め、優雅の差し出された手をグッと組む孝。


優雅「さすが」


翔太「…やってくれるって、信じてた」


普段クールな2人、今日は最高の笑顔を露わにしている。


孝「…おう」


それを見て、孝も満足そうに笑い返す。