【完】最強Boys VS 謎の不良 〜彼らの追う夢の先〜

パシンッ―――。


突然持っていたボールが手の中きら消える。


筑波「もらったぁ‼︎」


それが筑波によって奪われたのに気づいた時にはすでに遅し。


筑波は一気にドリブルで攻め上がり、スリーポイントラインで立ち止まった。


そして……。


放たれたシュートは吸い込まれるようにリングをくぐった。


筑波「…しゃあっ‼︎」


筑波の逆転ゴール。


会場からは悲鳴や歓声が湧き起こる。


俺たちに襲いかかる、“絶望”の文字。


目の前が真っ暗になる。


優雅「……孝、」


孝「……わりっ…」


孝は俯いたまま小さく呟いた。


声が震えている。


もう…ダメなのか……?


俺らは…大好きだった優太さんを悲しませることしかできないのだろうか……。


悔しさやら絶望やらで、孝の肩が小刻みに震えている。


全員が拳を強く握ったその時……。