――――――――――――――――
―――――――――――
『海里!』
ずっとあたしのそばにいてくれたお兄ちゃん。
寂しい時、辛い時にいつも頭を撫でてくれたあの優しい手。
そしていつもあたしだけに見せてくれたあの眩しい笑顔。
あたしにとって、なくてはならない存在だったお兄ちゃん。
そんなお兄ちゃんをバスケは永遠にあたしから奪っていった。
それが…どれだけ憎かったことか……。
バスケさえなければ、今でもそばにいてくれたのに…って……。
そしてあの日から、自分はもう2度とバスケをしない、関わらないと決めたんだ。
バスケを見ると…思い出すから……。
真剣にボールを追いかけて、楽しそうにコートを駆け回る、あのお兄ちゃんを。
そしてゴールを決めて試合に勝つたびに見せてくれた、あの眩しい大好きな笑顔も……。
だから…辛いんだよ……。
―――――――――――
『海里!』
ずっとあたしのそばにいてくれたお兄ちゃん。
寂しい時、辛い時にいつも頭を撫でてくれたあの優しい手。
そしていつもあたしだけに見せてくれたあの眩しい笑顔。
あたしにとって、なくてはならない存在だったお兄ちゃん。
そんなお兄ちゃんをバスケは永遠にあたしから奪っていった。
それが…どれだけ憎かったことか……。
バスケさえなければ、今でもそばにいてくれたのに…って……。
そしてあの日から、自分はもう2度とバスケをしない、関わらないと決めたんだ。
バスケを見ると…思い出すから……。
真剣にボールを追いかけて、楽しそうにコートを駆け回る、あのお兄ちゃんを。
そしてゴールを決めて試合に勝つたびに見せてくれた、あの眩しい大好きな笑顔も……。
だから…辛いんだよ……。