【完】最強Boys VS 謎の不良 〜彼らの追う夢の先〜

孝「海里…?」


その視線に気づいた孝が海里に問いかける。


孝「どうかしたか?」


海里「……別に」


すると海里は切なそうに視線を反らす。


そんな海里の心境を察した孝は、クシャっと海里の髪を掴むように撫でた。


海里「……っ」


孝「今はこれが限界」


‘‘男装のままだしな”と言って、孝は少し困ったように笑った。


そんな孝と海里の姿に、ギュッと胸が締め付けられた。


ああ、そうか……。


もうすぐ…俺たちの夢が叶うかもしれないのだ……。


そうすれば、こいつは……。


孝「約束…必ず守るから……。だからお前も…な……?」


孝は胸にあったシルバーのネックレスを海里に見せると、ニコッと笑って呟いた。


孝「ちゃんと待ってろよ」


海里「……うんっ」


夢を叶えれば、こいつは孝のものになってしまうんだ……。