【完】最強Boys VS 謎の不良 〜彼らの追う夢の先〜

翔太「……ごめん」


ポツリと呟いて、翔太は千春の頭をタオルで拭いた。


千春「ううん、翔太くんたちのせいじゃないから……」


千春は少し頬を赤く染めると、‘‘大丈夫だよ”と微笑んだ。


しかし翔太の表情は険しいままで……。


翔太「大丈夫……じゃねぇだろ…?」


千春「……え?」


翔太「震えてる……」


千春「……っ」


するとずっと堪えていたであろう涙が、千春の頬を伝う。


千春「っ……ごめんっ…」


千春はそう呟いて、少し遠慮がちに翔太の服をギュッと掴み、胸に顔を埋めた。


千春「……少しだけっ…こうさせて……」


消え入りそうな千春の声。


自分は何も悪くないのに……。


きっとすごく辛かったはずだ。