光希「今後動けなくなっても構わない。これで諦めたら一生後悔する。それだけは絶対嫌だ‼︎」


普段、周りから天使と呼ばれるように、温厚でふわふわとした光希。


でも本当は負けず嫌いな頑固者。


一度言い出したら聞かないし、キレたら孝でも敵わない。


そんな光希の真剣さにとうとう医者が折れる。


医者「……わかったよ。でも無理はしないこと。これを守らなければ許可出来ない」


光希「はいっ‼︎ ありがとうございます!」


光希はパアッと表情を輝かせて頷いた。


医者はその笑顔を見て、「敵わない」と言って笑い、病室を出ていった。