【完】最強Boys VS 謎の不良 〜彼らの追う夢の先〜

海里「よかった……」


無事だと聞いて安心する反面、また新たなる不安が胸をよぎる。


海里「……じゃあ、大会は?」


孝はあたしの頭を子供をあやすように撫でながら表情を曇らせた。


孝「本人は出るって言い張ってる。でも実際は…厳しいだろうな……」


やっぱり…そうだよね……。


キュッと孝の服を掴む。


孝「医者はいい顔してねぇよ。でも光希は今後どうなってもいいって聞かねぇんだ……」


「あいつ、意外と頑固だから」と、少し悲しそうに孝が笑う。


お兄ちゃんの夢をまた壊したくない。


絶対に叶えなければならないんだ……。


でも、それ以前に光希の体が心配だった。


大事な大事な仲間だから……。


たぶん、その気持ちはみんな同じ。