【完】最強Boys VS 謎の不良 〜彼らの追う夢の先〜

今、あたしは何かに包まれている。


それはまるで、あの大好きなお兄ちゃんの腕の中のように温かくって……。


ううん、でも違う。


お兄ちゃんよりも温かくって、もっと安心する……。


『海里……』


切なくあたしを呼ぶ声がする。


お兄ちゃんじゃない。


でも、大好きだった声……。


『ごめんな……』


どうして謝るの……?


その声だけで安心できるのに……。


そこで気づいたんだ。


あたしは1人じゃないって。


まだ、大切な人がそばにいてくれてる……―――。



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