【完】最強Boys VS 謎の不良 〜彼らの追う夢の先〜

孝「ったく、いきなりいなくなるなよ。それと、むやみにフェンスとか木に登るな。危ねぇだろ」

飛び降りた海里に近づき、怒ったような真剣な瞳で海里を見下ろす孝。


そんな孝をよそに、あっけらかんとして反省の色を見せない海里。


海里「そんな怒らないでよ、孝」


孝をからかうような笑顔。


その表情は昔の海里そのものだった。


孝「べ、別に怒ってねぇよっ」


海里「本当…お兄ちゃんみたい……」


光希「海里…?」


孝を見つめる海里の表情に、さっきまでの無邪気さはない。


どこか遠くを見るような、寂しそうな瞳が揺れている。


海里……。


お前はその瞳で誰を見てるんだ…?


どんなに尽くしたって、俺たちにその悲しみを埋めてやることはできないのか……?