有咲「そんなあんたに、今更あたしたちを止める権利なんてないわ」


有咲がキツく冷たい声で言い放つ。


その声が余計にボロボロの心に突き刺さる。


自分で決めたことなのに……


あの力強く、自信たっぷりの眩しいくらいヒカリに満ちた瞳の笑顔が頭から離れない。


嫌だ…あたしの残った唯一のヒカリまで奪わないで……っ。