【完】最強Boys VS 謎の不良 〜彼らの追う夢の先〜

そんなことを考えていると、俺たちの荷物を片付けていた海里が、クルリとこちらを向いた。


海里「ほら」


そう言って辰哉と翔太に向かっめ何かを投げつける。


今度は何だ……?


……これって、替えの練習着?


海里「濡れただろ? さっさと着替えて来いよ」


そう言うと、海里はピョンッとステージに飛び乗った。


そんな海里を見た後、俺たちは一斉に投げつけられた練習着を見た。


「「「「「気、利きすぎ……」」」」」


半分苦笑いを浮かべる俺たちをよそに、


3年前と同じようにステージに座っている海里の瞳は、まだどこか寂しそうだった。


そしてその瞳を見た瞬間、


俺たちの心に、ある感情がハッキリとした形を持って芽生え始めたーーー。