【完】最強Boys VS 謎の不良 〜彼らの追う夢の先〜

海里 「……お兄ちゃんの夢、壊したくなかったから―――」


光希 「え……?」


海里 「お兄ちゃんの夢は、桜庭を全国大会に連れていくことだった……」


すると海里はキュッと唇を噛む。


海里 「あんたたち後輩のためにも、毎日必死で頑張ってた……」


今にも泣きそうな海里の言葉に、胸が締め付けられる。


海里 「それなのに……それなのにっ、その夢…叶わなかった……!」


そしてついに、海里の瞳から大粒の涙が溢れる。


俺たちも、グッと拳を握り、唇を噛み締めた。


海里 「だから…だからっ……! お兄ちゃんはあんたたちに夢を託したの!! 『連れていけなくてごめん』って謝りながらッ……」


海里は泣きながら、吐き捨てるように叫んだ。