【完】最強Boys VS 謎の不良 〜彼らの追う夢の先〜

ドンッ――。


前を見ていなかった孝に、何者かがぶつかってきた。


孝 「…ってぇ!! 何すんだ――…」


こちらも翔太同様にイラついていた孝が、ぶつかってきた人物を怒鳴ろうと見た瞬間、


孝はその人物の姿を見て、ハッと息を飲んだ。





艶々で乱れのないストレートの黒髪。


整った顔立ちに、スラッと長い手足。


そこにいたのは、背が高く、スタイルも抜群なまさに美少女だった。


なぜかはわからないが、この少女を見た瞬間、5人全員が少女に惹き付けられた。


俺たちを見て、少し動揺した少女の瞳は、パッチリとした綺麗な二重の茶色をしていて、


真っ直ぐ何かを見据えているにも関わらず、時々悲しみが揺れている。


あれ……


こいつどこかで…――。