【完】最強Boys VS 謎の不良 〜彼らの追う夢の先〜

優雅 「そういえば知らないままだったっけ…」


翔太 「ああ…」


最近、妙に海里が俺たちに馴染みすぎていて、すっかり忘れていた。


辰哉 「……まあ、どうでもいいんじゃね?」


少しの沈黙が流れると、辰哉がボソッと呟いた。


辰哉 「悪いやつじゃなさそうだし……。それに、あいつのあの瞳……」


孝 「……確かに気になるな…」


海里のくっきりとした二重の瞳。


それはまさにあの人の瞳と同じものだ。


しかも、海里の瞳には深い悲しみが揺れている。


その瞳を、どこかほっとけねぇんだ……。


優雅 「……時間の問題だな…」


綾乃 「みんなー!! 休憩しないのー?」


ポツリと小さく優雅が呟くと、


体育館の隅でペットボトルをもった綾乃たちの声がした。


孝 「行くか…」


孝の声で俺たちは綾乃たちのもとへ向かった。