【完】最強Boys VS 謎の不良 〜彼らの追う夢の先〜

もう、バスケなんてしないつもりだった。


こいつらのプレーに口は出しても、


自分は一切プレーするつもりはなかったから……。


それに、今までの俺はボールに触れること以前に、見ることさえ嫌だったんだ……。


それなのに……


今、俺は冷たい夜の空気の中、風を切るようにコートを走っている。


あんなに近づきたくなかったバスケをしているのに、


不思議と不快ではない。


むしろ楽しいくらいだ……。


まるで、あの頃に戻ったかのように…――。