【完】最強Boys VS 謎の不良 〜彼らの追う夢の先〜

孝 「…ま、お前が誰だか知らねぇけど、その実力は利用させてもらうぜ」


孝は俺を見て軽くため息をつくと、


そう言いながら口角をクイッと持ち上げた。


そして次の瞬間、胸のあたりに目掛けて、勢いよくボールが飛んできた。


俺はそのボールの勢いを殺すように、やんわり受け止める。


孝 「付き合え」


孝は素っ気なく言うと、フイッと顔を背けた。


海里 「……お前、俺の話聞いてたか?」


俺、休めって言ったよな?


そんな孝に、俺は呆れたため息をつく。


孝 「言ったはずだ。んな暇はねぇって」


孝はまた俺を見ると、来いと命令するかのように手を振った。


海里 「……ったく、仕方ねぇやつ…」


何を言っても無駄だと悟った俺は、


また大きくため息をついて、ゴール目掛けて走り出した。