【完】最強Boys VS 謎の不良 〜彼らの追う夢の先〜

追い詰められた孝は、今にも消えそうなくらい小さく見えた。


海里 「……タイミングが早いんだよ」


俺はポツリと話し始めた。


海里 「お前の場合、走ってる時に狙いが上手く定まってないんだよ」


孝は黙って俺の話を聞いている。


海里 「それに決めなきゃっていう気持ちの焦りから、体がどうしても前に出る。


そうすると自然に踏み切りも早くなるし、それに合わせてボールを放すタイミングも遅くしようとする。


狙いが定まってない上、微妙にタイミングがズレれば、当然決定率は低くなるってわけ」