【完】最強Boys VS 謎の不良 〜彼らの追う夢の先〜

俺が話し終えると、孝は目を細めて俺を見つめていた。


孝 「お前……何かあるな?」


海里 「……え?」


孝 「過去にでも何かあったか?」


予想外の孝の言葉に、俺は少し動揺した。


俺はあくまで冷静さを保って口を開いた。


海里 「……何でそう思う?」


孝 「何でって…。明らかにおかしいだろ? そんだけ実力あんのに、もうバスケはやらないなんてさ……」


孝は少し肩をすくめながら話し始める。


孝 「それに、今までほとんど表情変えなかったのに、さっきは取り乱しただろ?」


海里 「………」


俺が視線を軽く落とすと、孝は俺の方へ歩いてきた。


孝 「それと……」


そして目の前で立ち止まると、


腰を少し屈めて俺の顔を覗きこんできた。