【完】最強Boys VS 謎の不良 〜彼らの追う夢の先〜

辰哉「………」


そして、廊下を見つめていた辰哉は、自分の右手を見た。


差し出された海里の手を掴んだ時、


確かに感じた違和感。


海里の手は明らかに細く、


ゴツゴツとした、男の手ではなかった。


まるで女のように白く、しなやかで柔らかい手だった。


翔太「辰哉……?」


辰哉「えっ?」


孝「どうした? ボーッとして……」


全員に心配そうに見つめられ、辰哉は慌てて笑顔を作った。


辰哉「何でもねぇよ」