【完】最強Boys VS 謎の不良 〜彼らの追う夢の先〜

そう言って笑う海里の細い腕には、小さなアザが痛々しくついていた。


どうして、俺達に……。


海里「俺なんてどうでもいいんだよ。ただ、お前らにケガされちゃ困る」


光希「え?」


海里「大会。大事なの控えてんだろ?」


翔太「何でそれを……」


海里「……夢だったからだよ」


え……?


夢…だった……?


海里「じゃあな、今度からは気をつけろよ」


海里は困惑した俺達の表情を見てクスッと笑うと、


人気のない廊下を颯爽と歩いていった。


その背中を見つめたまま、動くことができない俺達。


海里の言っていることが、全くわからなかった。