【完】最強Boys VS 謎の不良 〜彼らの追う夢の先〜

辰哉 「か、海里!? ……ッ…」


体に走った鈍い痛みに、辰哉は一瞬顔を歪める。


海里 「あんま動くなよ。幸い、頭は打ってねぇみたいだけど……」


突然現れた海里に、


戸惑いを隠せない俺達に対し、海里は至って冷静に体を起こす。


あの海里が……


辰哉を助けた……!?


それも、勢いよく階段から落ちる辰哉を、受け止めてまで……。


どんなに力があっても、階段から落ちる人間を受け止めるなんて、


自分へのダメージは相当でかいはず。


それに、海里は華奢な体つきだし、辰哉より背も低い。


そんなリスクをおかしてまで、どうして……―――。