ドサッ――。 あれ……? なぜだろう。 階段から落ちたはずなのに、 それほど痛みを感じない。 本来なら、固い床に体をぶつけているはずなのに……。 何か、柔らかい……? ? 「――…ったく、危ねぇな……」 辰哉が不思議に思って、瞳を開くと同時に、 ため息を混じりの澄んだ声が降ってきた。 そして、その人物を見た瞬間、 辰哉は瞳を見開いて飛び起きた。