なぜか、蓮といると顔に熱が
 溜まって今にも破裂しそうになる。

 「また、顔赤くなってるー」

 「もー、蓮のせいだよ///」

 「俺、なんもしてねぇーし・・・」

 「蓮の意地悪っ」

 あたしはほっぺたを膨らまし、拗ねた
 ふりをする。

 蓮の方を見ないでそっぽ向いた。

 「りーんかっ」

 そう言って蓮が後ろから抱きついてきた。
 たぶん、あたしの機嫌を直そうと
 してくれてるんだと思う。

 「恥ずかしいよー///」

 「いいじゃんちょっとくらいー」

 「も~っ///」

 も~っ///、っとか言っておきながら、
 嬉しいあたしがいる。

 なんか、少し前もこの状態で食べたこと
 あったなぁー・・・
 って、懐かしく思う。

 あのとき確か、抱きしめる強さが強かったんだっけ?
 すごく苦しかったの覚えてる。