食べ終わり、お皿を水につける。


「よしっ!帰る?そろそろ帰らねーと
心配すんだろ?送ってくから」


「・・・うん」



すげぇ暗い顔。
俯いているからよく顔が見れねぇ
けど・・・



家を出て、横に並んで歩く。



「なぁ、凛花。高校卒業したら、俺の
我が侭聞いてくれる?」



「うん」



「凛花を誰にも渡したくない。
凛花を誰にも奪われたくない。
ずっと一緒に過ごしたい。
俺の隣にいるのが常に凛花であって
欲しい、って・・・」


「そ、それって・・・・」



まぁ・・・プロポーズみたいな
我が侭?


結構言うの緊張した。


そうは見えねーかも知らないけど。