このお昼休みは、俺の幸せな時間。
凛花に甘えることができる、って
いうのもあるけど・・・
凛花の隣にいれるから。
「昨日の凛花、まじ可愛かったー!
もう一回見たいなぁ」
「バカッ///」
「かーわいっ」
そう言って、凛花に抱きついた。
昨日からだけど・・・
俺は嬉しくてテンションがおかしい。
特に凛花と一緒にいる時とか・・・
急に俺を壊していくんだよな、凛花は。
「蓮、あったかい・・・」
「寒かった?さっきまで・・・」
「んー、ちょっとだけ?」
そっか・・・
もう体育祭が終わり、11月に
なっていた。
「寒いんだったら、俺の上着
貸すけど?」
「いや、いいよ!蓮に風邪ひかれると
困るし・・・」
「俺も困るし・・・」
「そっか・・・でも、こうしてるだけ
でもあったかいからいいよ」
「なら、こうしとく」
俺は、このままずっと凛花を
抱きしめた。
こうしている俺さえあったかい。
お互い密着しているから?
すげぇあったかい。
ここで気持ちよく寝れるくらい。
「りーんかっ!昨日の言葉、
もう一回言って?」



