大好きな彼女



ー キ―ンコーンカーンコ―ン


「れーーーーーん!やったー!」


「よかったねぇ―」


「あぁ!超嬉しいぜっ!」


「ははっ・・・」


俺は苦笑いした。
ってか、苦笑いしかできない。


優雅としゃべっていたら・・・・


ー トントン

誰かに肩を叩かれた。

後ろを向くと、凛花がいた。


「お昼食べよ?

 あっ、結衣が待ってたよ?優雅くんの事」


「おう、サンキュ」


凛花がお弁当をもって、前に立つ。


たぶん、一つの結構大きめのサイズの弁当箱を
2人で分けるんだと思う。


「行くか?いつもの場所に」


「うん」


いつも、弁当を食べている屋上に行った。