新学期、まりかは3年生になった。
『はぁ、進路考えなきゃなぁ…』
『あと、卒業までに彼氏も経験しときたいよね〜』
と、希子が茶化す。
まりかは、ふと遥歩の顔が思い浮かび、何気に遥歩の話を始めた。
『…だからさ、遥歩って相変わらず不器用でさ…』
『そーかなぁ…』
突然、話を割る希子。
続けて、
『遥歩くん、器用だと思うけど…
だって、好きな人の前で不器用になるのって、みんなじゃん?
そー考えたら、遥歩くんって全体的に器用に立ち振る舞ってると思うけどな』
『そぉ…なんだ…?』
まりかは困惑する。
(こーやって、遥歩のコト気になるのは、遥歩の器用さのせい…?
器用に、私の心を振り回してんのかな…)
『はぁ、進路考えなきゃなぁ…』
『あと、卒業までに彼氏も経験しときたいよね〜』
と、希子が茶化す。
まりかは、ふと遥歩の顔が思い浮かび、何気に遥歩の話を始めた。
『…だからさ、遥歩って相変わらず不器用でさ…』
『そーかなぁ…』
突然、話を割る希子。
続けて、
『遥歩くん、器用だと思うけど…
だって、好きな人の前で不器用になるのって、みんなじゃん?
そー考えたら、遥歩くんって全体的に器用に立ち振る舞ってると思うけどな』
『そぉ…なんだ…?』
まりかは困惑する。
(こーやって、遥歩のコト気になるのは、遥歩の器用さのせい…?
器用に、私の心を振り回してんのかな…)