賢司を見送った後、
『まりか…大丈夫?』
悠樹が優しく声をかける。
『うん、もぅ大丈夫!
いろいろありがとね!』
フワッとチェリーの香りが漂う。
『あ、つけてくれてんだ!?』
『ハンドクリーム?
だって、この匂い大好きなんだもん!
毎日つけてるよ!
おかげでほら…
触って、触って!』
(マジでッッ!!?)
浮かれる思いを隠して、まりかの手に触れる悠樹。
『スベスベじゃん!
つか、手ぇ冷たっ!』
(あ〜このまま離したくねーし!)
思わず、ギュっと握る悠樹。
『なに?』
『…あっためてんの!』
『じゃあ、こっちも!』
と、無邪気に笑うまりか。
(ヤバい…マジ幸せ…)
『それにしても!
遥歩、見送りもしないで、どこ行ってんだろ!?
後で説教しなきゃ!』
幸せから、一気に落ちる悠樹。
二人の仲に不安が募る。
『まりか…大丈夫?』
悠樹が優しく声をかける。
『うん、もぅ大丈夫!
いろいろありがとね!』
フワッとチェリーの香りが漂う。
『あ、つけてくれてんだ!?』
『ハンドクリーム?
だって、この匂い大好きなんだもん!
毎日つけてるよ!
おかげでほら…
触って、触って!』
(マジでッッ!!?)
浮かれる思いを隠して、まりかの手に触れる悠樹。
『スベスベじゃん!
つか、手ぇ冷たっ!』
(あ〜このまま離したくねーし!)
思わず、ギュっと握る悠樹。
『なに?』
『…あっためてんの!』
『じゃあ、こっちも!』
と、無邪気に笑うまりか。
(ヤバい…マジ幸せ…)
『それにしても!
遥歩、見送りもしないで、どこ行ってんだろ!?
後で説教しなきゃ!』
幸せから、一気に落ちる悠樹。
二人の仲に不安が募る。