『もーすぐ今年も終わるな…』
まりかを送りながら呟く悠樹。

『そだね…

今年は特別な一年だったなぁ…
初めて恋したんだもん!』

『うん…』
(俺も特別だった…
まりかに再会出来て、
こーやって一緒に居れて…)


『悠樹…
いろいろありがとね。

来年も仲良くしよーねッ!』
と、無邪気な笑顔を向けるまりか。

(まりかっっ!!

反則だし!
可愛いし!
嬉しいし!)

『…うん!仲良くしよーな!』


家に着くと、
『そだ!
私、明日から実家帰るから、今年最後だね!良いお年を〜!』

『…そっか!
そーだよな…

いつ戻ってくる予定?』

『わかんないケド戻って来たら連絡するね!』

『うん…』

まりかの居ない冬休みを、淋しく思う悠樹だった。