(なんだよ…
言い訳なんかじゃねーよ…

俺は、ほんとに まりかの気持ちを大事にしたいと思ってるし、
俺の気持ちを言って困らせたくねーし…


でもきっと…
半分は言い訳なんだろーな…

俺は まりかに拒まれるのが怖いんだ。
まりかの側に居られなくなるのが怖いんだ…)


『遅かったじゃん、悠樹!』
と笑顔で声をかける まりか。

戻った部屋では、まりかも遥歩も、それぞれの恋愛を積極的に頑張っていた。

(なにやってんだろ、俺…

けど…
それでも俺は、まりかを応援してく…)