『で、なんでそこに居るワケ?』

遥歩はマックで、まりかと同じ席に座ってきた。

『なんでって、
このためにアイツ帰したんじゃん』

『そーなの!?

…サイテー』

『恋愛って、キレイごとじゃなくね?
俺、お前の事が好きだし』


不覚にも、一瞬ドキッっとしてしまった

けど…

『なにソレ!?イミわかんないし!』
とバーガーにかぶりつく。

その様子に笑い出す遥歩。

(コイツ〜!バカにしてんの!?)

『かわいーよな、まりかって』
そう言って、遥歩はまりかの頭をポンポンたたく。

『ちょっ…さわんないでよ!』
払いのけるまりか。

遥歩は気にせずにポテトを食べながら、話を続ける。