『行きたいトコって、ココ!?』

そこは、再会したファミレス。


料理が出来るのを待つ間…
ドリンクバーでジュースをつぎながら、
その日を思い返す二人。

『悠樹さま〜!
お席にお戻り下さーい!』

その日をマネして、笑うまりか。

『…うるせーよ!』
何気に照れる悠樹。

席に戻ると、

『まりか…

二度と言うなってヤツ、撤回しろよ』

頬杖をついて、すねたふうに見つめる悠樹。

『…え?』

『つーか、俺がここで言った事、覚えてる?』


ー俺の幼馴染で…婚約者!ー

ー婚約者なんて二度と言わないでよー


『…あ!』
思い出す まりか。



『俺…

彼氏で終わんねーから』



そう言って悠樹は、まりかの手を取り、
薬指にキスをした。


(なにソレ!!!

それって…


も、ダメ…
キュン死しそぅ!!!)



そーやって、これからも…

チェリーの香りに包まれてたよーに、
悠樹とゆう、私のチェリーに包まれてく!




☆END☆