翌日。

目が覚めた まりかは、下半身に重さを感じて、

(やばっ!!私…

ついに…!

悠樹と…!!)

改めて実感して、胸が締めつけられる。

隣で眠る悠樹を見つめて…

込み上げてくる愛しさに、そっと髪に触れる。

それに反応して、ゆっくり目を覚ます悠樹。

まりかに気付いたとたん、抱きしめて、
唇を重ねる。

『ヤバい…
まりか…すげぇ大好き…』

キスの合間に囁く…

『…っん…

私も…大好き…』


止められなくなりそうな悠樹は、ゆっくり唇を離して、

『メシでも食い行こっか!』

と、まりかの頭をポンポンして、切り替えた。

ちょっと淋しい まりかだったが、すぐに…

『そーいえば、お腹すいた!
どこ行くッ!?』

『…

行きたいとこ、あんだけど…』