ホントの好き 〜チェリーに包まれて〜

悠樹は、そんな まりかを見つめて、

『まりか…

大丈夫だから…』

と、指先で髪を撫でる。

『…

うん…』


不思議と、怖くなかった…。

悠樹の瞳が、声が…
私に触れる指が…

あまりにも優しくて…

大丈夫だって、思えた。


途中、悠樹は…

我慢にもだえて、かすれた声で、

『まりか…

ヘーキ…?』

耳元で…そう囁く。

それが、たまらなく愛しくて、キュン…がとまらない。


そして私達は、ひとつになった…。