『まりかのかき氷、チェリーだっけ?
味見してい?』

『いーよ』
と渡すと、交換するふうに、悠樹のかき氷を渡された。

(間接キスだし…!)
と、意識する まりか。

『うめぇ!
なんか、かき氷に合うし!』

『悠樹のラムネも、おいし〜じゃん!』

『なんか まりか…
チェリーの香りさして、チェリー味食って、チェリー星人だな』

『なにその、センスないネーミング…
せめてチェリー姫にしてよ!』

『ソレ、センスあんの?
つか、自分で言うなし!』

と、久しぶりに笑い合う二人。


(ヤバい!楽しい!!

ずっと、こんなふうに、悠樹の隣に居たいよ!)


悠樹は、まりか本来の笑顔を見て、
少し安心した。