辺りに広がるチェリーの香りに包まれて…
幸せを感じる まりか。

ハンドクリームの香りに、幸せを感じていた頃の思い出があふれてくる。


再び、この前 違和感を感じた気持ちにおそわれる。

そして、それが何なのか…
絡まった気持ちがほどけてく…。



悠樹の隣は居心地が良くて…

すごく、すごく、楽しくて…

それが、失くした宝物のように感じて…

心がざわめく気持ち。


遥歩と居ても、何処か寂しく感じた理由がわかった気がした。





(悠樹が好き…





いつのまに…
こんな大きな存在になってたんだろう…



私…
悠樹のコトが好きだよ…!)



想いと一緒に、涙があふれてきた。