8年前まで…
当時住んでた町で、ご近所だった工藤一家とは、家族ぐるみで仲が良くて、そこの3兄弟とはいつも一緒に遊んでた。
悠樹は末っ子で私の1コ下。
本当の弟の様に可愛がってた。
悠樹もすごくなついてて、
『僕、大人になったら まりか と結婚する!』
『うん、いーよ』
『じゃあ約束!!』
『うん、約束ね』
なんてやり取りをよくしてた。
(って、それで婚約者かい!)
と心の中でツッコミながらも…
(関わりたくない!!!)
『まりか、俺ずっと会いたかったんだ!
マジ嬉し…』
『お客様!
片付けますので、お席にお戻り下さい』
悠樹が言い終わるのを待たずに、まりかはにっこり、サクッと流れを断ち切る。
ショック!!
(まりか、なんか怒ってる!?
…あ、俺、仕事の邪魔かも)
と悠樹は友達に茶化されながら、しょんぼり席に戻る。
まりかは悠樹が帰るまで、うまく避け続け、そのまま研修を終えた。
(また会うコトはないでしょ)
そう思いながら、
色々と思い返していた。
当時住んでた町で、ご近所だった工藤一家とは、家族ぐるみで仲が良くて、そこの3兄弟とはいつも一緒に遊んでた。
悠樹は末っ子で私の1コ下。
本当の弟の様に可愛がってた。
悠樹もすごくなついてて、
『僕、大人になったら まりか と結婚する!』
『うん、いーよ』
『じゃあ約束!!』
『うん、約束ね』
なんてやり取りをよくしてた。
(って、それで婚約者かい!)
と心の中でツッコミながらも…
(関わりたくない!!!)
『まりか、俺ずっと会いたかったんだ!
マジ嬉し…』
『お客様!
片付けますので、お席にお戻り下さい』
悠樹が言い終わるのを待たずに、まりかはにっこり、サクッと流れを断ち切る。
ショック!!
(まりか、なんか怒ってる!?
…あ、俺、仕事の邪魔かも)
と悠樹は友達に茶化されながら、しょんぼり席に戻る。
まりかは悠樹が帰るまで、うまく避け続け、そのまま研修を終えた。
(また会うコトはないでしょ)
そう思いながら、
色々と思い返していた。