本命チョコをテキトーにするわけにはいかないもん!

チョコじゃないけど!


きっと、夏希なら文句言いながらも結局は食べてくれるもんね。



「そうだった!さっきの告白が衝撃すぎて忘れてた……」

「ははっ、そんなに!」

「そんなにって!びっくりするよ!夏希くんから心変わりしたのかと思ったんだからね」



なんかもう、それだけはない気がする。


昔から隣に住んでて、あたりまえように夏希と過ごしてきたけど。

夏希の存在は、あたしの中ですごく大きくて、かけがえのない存在だから。