女の子とよく喋ってるし、そもそもモテる時点でチャラ男だって思っちゃう。
……っていうのはおかしいか。
なんていろいろ考えていると、夏希が冷めた顔をして、小さく笑う。
「あのチャラ男のこと、好きになった?」
「え?」
なによ、それ。
夏希はあたしがあの男の子を好きになったと思ってるの?
そんなの勘違い。
ていうか、ありえないよ!
だって、だって……あたしは……。
「っ!!」
そこまで考えて、ハッとする。
あたし、なにを言おうとした?
……ほんと、無意識だった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…