ふわふわと宙に浮かぶブラウニーを、あたしは追いかける。
浮いてるからか、ブラウニーの進むスピードは異常なくらい速い。
待って!
あたしのブラウニー……!
「陽菜、いい加減に起きろ。何時だと思ってんだ」
うわあっ、ブラウニーがはたき落とされた!
落ちたブラウニーは真っ黒。
「いやああああ!!」
「うるせー……」
奇声を上げてベットから起き上がると、横には呆れ顔の夏希。
この顔、昨日もされたような。
……まあ、そんなことはどうでもいい。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…