あたしが黙ったまま俯いていると、翼はまた近付いて来て

今度はあたしの顎をクイッと上げた。



あわわわわわわわ〜っ///
ちっ、近い近い!!


パニック状態のあたしにトドメを刺すかのように、翼はその整った顔を近付けて

「__早くしろよ。」

と、言った。


どっ、どうしよう。
言ったら今みたいに、一緒にいられなくなるかもしれないし…


でも言わなかったら、色んな意味でやばそうだし…


でもでも避けられたりしたら…

あー、でも今がチャンスかも…









……えぇーい!当たって砕けろだー!