変な人、変な人。
『上手く言えないんだけど、トキワには男の匂いを感じない。現にあなたは私が今望まない限り、私の前で男になったりしないでしょう?』
この魔的な美しさから、寄ってくる女性は絶えることを知らないだろう。
だから彼はお礼と言って当たり前のようにからだで支払おうとしたんだと思う。
「男を感じない、か。初めて言われたな。」
『女と見ればすぐセックスしてきた感じ?』
「そう。望まれたから。」
冗談で言ったのに、本当にそうだったらしい。
どんな世界で生きてきたんだろう。
『じゃあさ、友達になろう。』
「友達って…ヨリはいくつだ?」
指を2本たててピースをつくって見せた。
「…2才?」
『馬鹿、ハタチだよハタチ。こんなところでボケないでよ。』

