「女かもね」 次の日の放課後、カフェでケーキを がっつこうとしていたあたしの前で、 真里がカフェオレを飲みながらそう言った。 「お、女?」 「その電話の相手。話聞く限りむこう 何も言わなかったんでしょ?」 そう、この前のことが気になって 思わず真里に相談していたのだ。 「う、うん」 「じゃあ女の可能性が高そう」 「そうなのかな」 青久に限って、そんなことは ないと思うんだけどな。 それってあたしの偏見? っていうか幼なじみの勘?