悪魔なキミと愛契約~守るべきもの~



地上に行けば……。


地上っていうと……。


あたし達が住む、人間界ってこと、だけど……。


「……人間に興味を持ってる悪魔ってこと?」


3人が同時に頷く。


だけど、あたしにはよくわからない。


その日がたまたま日食の日だっただけじゃない?


どうしてそこから人間に興味を持ってる悪魔って結びつくのかな……。


「最初に事件が起こったのが、結界が緩んだ日なんだ」


ルカが言いながらあたしを見ると、ルカのグリーンの瞳に困惑するあたしが映った。


「俺達もただの偶然かと思ったけど、結界が緩むということは、それだけ太陽と月の力が強いということ」


「…………」


「日食の日が近づけば近づくだけ、その力が増す。犯人はきっと太陽と月の力を借りてメイド達を次々と殺していってるんだ」


太陽と月の力を借りて……?


益々理解できない。


どうやって力を借りるって言うの?


「私達が予想しているのは、恐らく、当時地下の牢獄に収容されていた悪魔。家族が目の前で酷い殺され方をしていたのを見たのだろう」


フランさんがテーブルに手をつきなが言う。