「知らないよ…産んだのはそっちじゃんか。 私を作ったのは…そっちじゃんか」 なのに、いらない子? 子供三人もいるなかで、私だけいらない子? 「お母さんが死ねばいいのに……」 なんて言ってみるも、家に帰ったらそこにいるんだけどね。 「着替えてこよ」 びしょびょのまま廊下に出ると、皆が哀れみの目で見てくる。 いや、汚ないものでも見てる目、かな……。 もうわかんないよ。 死にたい……。 そう思うのに、死ぬ勇気もでない。 でも生きていく意味が見つからない。 ホント、邪魔な存在だよね。