「ぎゃははっ!お前最低!謝れよー」



「だぁって仕方ねぇじゃんか!邪魔だったし!」



「あのマッキーの顔は傑作だったなぁ」



男子たちが黒板の前で教卓や先生の椅子に座って騒いでいる。



「朝から煩いねぇ」



なんて言うけど、混ざりたいくせに。



まったく、ツンデレちゃんはこれだから。



「いつもの事だしいいんじゃない?なに話してんのか聞いてこよー」



私は咲希の手を引き男子たちのところへ行く。



「はよー。なに話してんの?」